PASONAの法則とは、
セールスレターなどに使うことができる
文章の型のことです。
引用元:CENTRE OF EXCELLENCE
今回は、このPASONAの法則について
解説します。
目次
PASONAの法則とは、
P、A、SO、N、Aの頭文字をとったもので、
5段階に分かれた文章の型のことです。
Problem:問題点を明確化する
Agitation:問題点を煽る
Solution:解決策を提示する
Narrow down:限定性を出す
Action:行動させる
この5段階の型について順に説明します。
まず、「Problem」は、
ターゲットとする相手が
抱えている問題点を認識させる段階です。
次に、「Agitation」は、
ターゲットとする相手が
抱えている問題点を煽る段階です。
「この問題をなんとか解決しなければ」
という状態にさせて焦らせるということです。
次に、「Solution」は、
ターゲットが抱える
解決しなければならない問題に対して
解決策を提示する段階です。
ここまでで
ターゲットが抱えている問題点を認識させ、
問題点を解決しなければというように煽り
散々煽ってますので、
解決策(商品の存在)を提示させられたら、
商品に興味を持たせることが
できるようになります。
次に「Narrow down」です。
解決策、つまり商品を手にいれる
ことができる人を限定します。
「この商品は本日限定です」
「◯名限定です」
として、今すぐ購入しなければならない
という気持ちにさせることができます。
最後に、「Action」です。
ターゲットとなるお客さんに行動させる
段階です。
これまでの流れで、
ターゲットは商品を欲しい状態になってますので、
背中をポンと押すだけで購入してくれる
段階になるということです。
この5段階の型が「PASONAの法則」です。
ビジネスへの応用
PASONAの法則について理解できたら、
これを実際にビジネスへ取り入れた例
をみてみましょう。
まず「Problem」は、
例えば、
「痩せたいけど、なかなか痩せられなくて
困っていませんか」
といった表現で、ターゲットの抱えている
問題点を提示させます。
ここの「Problem」でよく見かけるのが、
「〜に悩んでませんか」
「〜に困っていませんか」
といった文言です。
ここで
「あっ、私のこと言っている」
とターゲットは思ってくれます。
次に、「Agitation」です。
「今のままだと、薄着の夏本番に間に合いませんよ」
「そのままにしておくと、
健康にも悪影響を及ぼしますよ」
と、今のままでいることのデメリットを
伝えることなどで、ターゲットを煽ります。
散々煽られると、
その次の段階で商品を提示させられた時に
強い興味を抱かせることができます。
そして「Solution」です。
解決策の提示となりますので
「ダイエット商品の紹介」などを
行っていきます。
ここで「人間の3大やりたくないこと」
をご存知でしょうか。
- 時間をかけたくない
- お金をかけたくない
- 努力したくない
というのがあります。
例えば、
「1日5時間の運動が必要で、
100万円して、
1年は努力して継続する必要がある
ダイエット器具」
という商品があったとします。
この商品、あなたなら
買いたいと思いますでしょうか。
それよりも
「1日3分ベルトをお腹に巻くだけ
1週間で目に見える効果が出て
たった9,800円」
といった商品の方が欲しいですよね。
つまり、
人間の3大やりたくないを突破した商品
であればあるほど魅力的であり、
その魅力をしっかりと伝えることで
その商品を欲しい状態にさせることが出来ます。
そして「Narrow down」、
「◯名様、限定でこの商品を販売します」
「本日限定で販売します」
と限定性を出します。
しかし、何の理由もなく限定性を出しても
効果はありません。
特にネットビジネスの場合、
特段の理由もなく限定性を出せば
「売りたいだけ」でウザがられてしまう
可能性があります。
限定性に加えて、
限定にする明確な理由を付けて
伝えるようにしてみてください。
そして「Action」です。
ここまでで、
ターゲットが抱える問題を明確にし、
散々煽り、
解決できる商品を提示して、
なおかつ限定性も出しているので、
どうぞと提示すれば売れていきます。
このPASONAの法則は
ターゲットとする相手の心理を
うまく読み取った構造になっていることが
理解できたと思います。
あなたのビジネスでセールスレターを
書く時などに取り入れてみてください。
本日はここまで。
ありがとうございました。