「満足できなかった場合には、全額返金します!」

こういう自信満々の商品、

最近よく見かけますよね。

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引用元:プロアクティブ

「返金する人が増えるんじゃないの?」

「それじゃぁ、儲かんないんじゃないの?」

 

返金保証というのは、

一見、思い切ったサービスのようにも

見えますが、

多くの企業がこの返金保証を取り入れる

には理由があります。

 

今回は、この返金保証について解説します。

 

「返金保証」はお客様の心を理解したサービス

あのニキビケアで有名な「プロアクティブ」。

「60日じっくり使って、満足できない場合は

 商品全部使い切っても全額返金します!」

と、ものすごいサービスをつけています。

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引用元:プロアクティブ

 

肌には合う合わないがあるので、

60日じっくり使えるということは、

お客さんにとって大変安心できる要素ですよね。

 

「失敗しても全額返金してくれるなら

 使ってみようかな」

という気持ちにさせてくれます。

 

それに、

「全額返金保証をつけるくらいだから

 いい商品に違いない」

とお客さんに思わせることもできます。

 

もちろん、プロアクティブが素晴らしい商品

だからこそできるサービスです。

 

もし、粗悪な商品だったら、返金の嵐で

売っても売っても赤字、、、

大変なことになってしまします。

 

プロアクティブが何年も

返金保証をつけているということからも

信頼性のある商品であることがわかりますね。

 

つまり、お客さんが商品を知って、買う、

となるまでには

「買おうかな?やっぱりやめておこうかな、、、」

こんな迷いがあるんです。

 

あなたも商品を買うときを思い出してみてください。

何か商品を買う時に迷った、ということは

必ず経験があると思います。

 

そんなとき、買う前の迷いを払拭し、

背中をポンと押してくれる魔法のサービス、

それが返金保証なんです。

 

この返金保証により、

「もしこの商品を買って失敗したらどうしよう」

というお客さんの不安な気持ちを取り除く

ことができます。

 

お客さんの購入リスクをいかに軽減させるか、

それが、商品の売上アップにつながる

ということになります。

 

お客さんの抱える購入リスク

そこでお客さんが抱える購入リスクには

どんなものがあるでしょうか。

 

ブランド論を語る上では欠かせない

米ダートマス大学教授の

ケビン・レーン・ケラーは、以下のように

購入者のリスクを提唱しています。

・機能的リスク(期待した機能を果たさない)

・身体的リスク(身体に危害を加える)

・金銭的リスク(支払った金額に見合わない)

・社会的リスク(社会的な迷惑をもたらす)

・心理的リスク(心理に悪影響を及ぼす)

・時間的リスク(他の商品を使えなかったという機会費用が発生する)

 

あなたの商品の見込み客が抱えるリスクに

どのようなものがあるのか知ること。

 

そして、そのリスクを軽減するために

どのようなサービスや情報を伝えていくか。

 

これが売上アップにつながる秘訣であり、

返金保証はそのための効果的な手段ということです。

 

あなたの商品に返金保証をつけるなら

返金保証を保証をつけても全然大丈夫、

という商品を作ることが大前提です。

 

お客さんが満足してくれる

素晴らしい商品を作ることで、

返金保証をつけられるようになり、

結果として、

売上を伸ばすことができるようになります。

 

 

本日はここまで。

ありがとうございました。

 

ayaka